強磁場内に置いた試料に電磁波を照射すると共鳴を起こす原子種があり、原子の結合状態によって共鳴する波長が異なるため物質を構成する元素と元素の結合の種類がわかります。測定対象の原子種は水素と炭素が代表的ですが、ともにFT-IRに比べて詳細な情報が得られ、特に水素の場合は原子の個数の比率が求められるのでかなり細かく化学構造を解析することができます。また、様々な応用手法があります(二次元法、DEPT法など)。
ポリエステル樹脂を構成する化学構造を解析するためにNMR分析を実施した例を図1、2に示します。NMRスペクトルからこの樹脂がテレフタル酸、イソフタル酸、ネオペンチルグリコール、エチレングリコールから構成されていることがわかります。
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| 図2 樹脂の13C-NMR測定結果 |
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