POPsは2025年までに使用中止、2028年までに処理終了が義務付けられています!!
POPs(ポップス)とは残留性有機汚染物質(Persistent Organic Pollutants)といい、環境中で難分解性、生物蓄積性、移動拡散性の高い化学物質の総称です。~2004年5月 POPs条約発効~
POPs条約(ストックホルム条約)により、POPsの製造及び使用の禁止、排出の制限についての規制が行われています。 日本国内では、POPsで掲げる物質(非意図的生成物であるダイオキシン類を除く)の製造・輸入および使用の禁止について、化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法)や農薬取締法等により規制されています。ごみ焼却等に伴って発生するダイオキシン類など非意図的生成物については、ダイオキシン類対策特別措置法に基づき、排出規制が行われています。
| 付属書Aへの追加物質 | 主な用途 | 主な規制内容 |
|---|---|---|
| テトラブロモジフェニルエーテル ペンタブロモジフェニルエーテル |
プラスチック難燃剤 | 製造・使用等の禁止 (以下の用途を除外する規程あり -当該物質を含有する製品のリサイクル) |
| クルデコン CAS No. 143-50-0 |
農薬 | 製造・使用等の禁止 |
| ヘキサブロモビフェニル CAS No. 36355-01-8 |
プラスチック難燃剤 | 製造・使用等の禁止 |
| リンデン(γ―HCH) CAS No. 58-89-9 |
農薬 | 製造・使用等の禁止 (以下の用途を除外する規程あり -アタマジラミ、疥癬の医薬品用の製造と使用 |
| α-ヘキサクロロシクロヘキサン CAS No. 319-84-6 |
リンデンの副生物 | 製造・使用等の禁止 |
| β-ヘキサクロロシクロヘキサン CAS No. 319-85-7 |
リンデンの副生物 | 製造・使用等の禁止 |
| ヘキサブロモジフェニルエーテル ヘプタブロモジフェニルエーテル |
プラスチック難燃剤 | 製造・使用等の禁止 (以下の用途を除外する規程あり -当該物質を含有する製品のリサイクル) |
| 付属書Bへの追加物質 | 主な用途 | 主な規制内容 |
| ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)と その塩CAS No. 1763-23-1 ペルフルオロオクタンスルホン酸フルオリド(PFOSF) CAS No. 307-35-7 |
撥水撥油剤、界面活性剤 | 製造・使用等の禁止 (以下の目的・用途を除外する規程あり) -写真感光材料 -半導体用途 -フォトマスク-医療機器 -金属メッキ-泡消火剤 -カラープリンタ ー用電気電子部品 -医療用CCDカラーフィルター など |
| 付属書A及びCへの追加物質 | 主な用途 | 主な規制内容 |
| ペンタクロロベンゼン | 農薬 | 製造・使用等の禁止 非意図的生成による排出の削減 |
当社では、下記物質のモニタリングが可能です。
| 対象物質 | 規制値 | 定量成分 | 分析法 |
|---|---|---|---|
| アルドリン | 50mg/kg | 1成分 | GC-MS |
| エンドリン | 50mg/kg | 1成分 | GC-MS |
| ヘプタクロル | 50mg/kg | ヘプタクロル、ヘプタクロルエポキシド | GC-MS |
| ヘキサクロロベンゼン(HCB) | 50mg/kg | 1成分 | GC-MSあるいは 高分解能GC-MS |
| ディルドリン | 50mg/kg | 1成分 | GC-MS |
| DDT | 50mg/kg | 6成分の合量 (o,p’-DDE,p,p’-DDE,o,p’-DDD.p,p’-DDD.o,p’-DDT,p,p’-DDT) |
GC-MS |
| クロルデン | 50mg/kg | 5成分の合量 (cis-クロルデン、trans-クロルデン、cis-ノナクロル、trans-ノナクロル、オキシクロルデン) |
GC-MS |
| ポリ塩化ビフェニル(PCB) | 50mg/kg | 209成分の合量 | 高分解能GC-MS |
| マイレックス | 50mg/kg | 1成分 | GC-MS |
| トキサフェン | 50mg/kg | GC-MS | |
| ダイオキシン類 (PCDDs, PCDFs, co-PCB) |
15 μg-TEQ/kg |
2,3,7,8塩素置換体個別定量後、TEF(毒性等価係数)を乗じた総量 | 高分解能GC-MS |
| ポリ臭素化ジフェニルエーテル(PBDE) (規制対象;テトラ、ペンタ、ヘキサ、ヘプタ) |
高分解能GC-MS | ||
| ポリ臭素化ビフェニル(PBB) (規制対象;ヘキサブロモビフェニル) |
高分解能GC-MS | ||
| クルデコン | 1成分 |
GC/MS or LC/MS/MS |
|
| リンデン(γ―HCH) | 1成分 | GC/MS | |
| α-ヘキサクロロシクロヘキサン β-ヘキサクロロシクロヘキサン |
1成分 1成分 |
GC/MS | |
| ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)とその塩 ペルフルオロオクタンスルホン酸フルオリド(PFOSF) |
1成分 1成分 |
LC/MS/MS | |
| ペンタクロロベンゼン | 1成分 | 高分解能GC-MS |

ヘキサクロロベンゼン(HCB)は殺菌剤等として使用されていましたが、1979年に第1種特定化学物質に指定され、製造、販売、使用が禁止されています。また、POPs(Persistent Organic Pollutants;難分解性有機汚染物質)にも指定されており、2025年までに使用中止、2028年までに処理終了が義務付けられています(POPs条約より)。
さらに、環境省が発表した「化学物質審査規則法第一種特定化学物質ヘキサクロロベンゼンの副生にかかわる対応について」(http:⁄⁄www.env.go.jp⁄press⁄press.php?serial=6955)では、テトラクロロ無水フタル酸(TCPA)の合成過程において、HCBが副生する事例が報告されました。
当社では、排出ガス、ばいじん等のHCB分析を行っております。その他の媒体につきましては、ご相談ください。

