排水基準を定める省令・地下水の水質汚濁に係る環境基準

排水基準を定める省令

(昭和46年総理府令第35号、改定18年環境省令第2号)

公共用水域における有害物質の排出基準

有害物質の種類 許容限度 有害物質の種類 許容限度
カドミウム及びその化合物 0.1mg⁄L 1,1-ジクロロエチレン 0.2mg⁄L
シアン化合物 1mg⁄L シス-1,2-ジクロロエチレン 0.4mg⁄L
有機燐化合物 *4 1mg⁄L 1,1,1-トリクロロエタン 3mg⁄L
鉛及びその化合物 0.1mg⁄L 1,1,2-トリクロロエタン 0.06mg⁄L
六価クロム化合物 0.5mg⁄L 1,3-ジクロロプロペン 0.02mg⁄L
砒素及びその化合物 0.1mg⁄L チウラム 0.06mg⁄L
水銀及びアルキル水銀
その他の水銀化合物
0.005mg⁄L シマジン 0.03mg⁄L
アルキル水銀化合物 検出されないこと チオベンカルブ 0.2mg⁄L
ポリ塩化ビフェニル 0.003mg⁄L ベンゼン 0.1mg⁄L
トリクロロエチレン 0.3mg⁄L セレン及びその化合物 0.1mg⁄L
テトラクロロエチレン 0.1mg⁄L ふっ素及びその化合物 海域以外 8mg⁄L
海域 15mg⁄L
ジクロロメタン 0.2mg⁄L ほう素及びその化合物 海域以外 10mg⁄L
海域 230mg⁄L
四塩化炭素 0.02mg⁄L アンモニア、アンモニウム化合物
硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素
100mg⁄L *3
1,2-ジクロロエタン 0.04mg⁄L    

1 基準値は年間平均値とする。ただし、全シアンに係る基準値については、最高値とする。

2 「検出されないこと」 とは、測定方法の欄に掲げる方法により測定した場合において、その結果が当該方法の定量限界を下回ることをいう。

*3 アンモニア性窒素に0.4を乗じたもの、亜硝酸性窒素及び硝酸性窒素の合計量。

*4 有機燐化合物はパラチオン、メチルパラチオン、メチルジメトン及びEPNに限る。

生活環境項目

項目 許容限度 項目 許容限度
水素イオン濃度(pH) 海域以外 5.8-8.6
海域 5.0-9.0
亜鉛含有量 5mg⁄L
生物化学的酸素要求量(BOD) 160mg⁄L
(日間平均 120mg⁄L)
溶解性鉄含有量 10mg⁄L
化学的酸素要求量(COD) 160mg⁄L
(日間平均 120mg⁄L)
溶解性マンガン含有量 10mg⁄L
浮遊物質量(SS) 200mg⁄L
(日間平均 150mg⁄L)
クロム含有量 2mg⁄L
ノルマルヘキサン抽出物質含有量(鉱油類含有量) 5mg⁄L 大腸菌群数 日間平均
3000個⁄cm3
ノルマルヘキサン抽出物質含有量(動植物油脂類含有量) 30mg⁄L 窒素含有量 120mg⁄L
(日間平均 60mg⁄L)
フェノール類含有量 5mg⁄L 燐含有量 16mg⁄L
(日間平均 8mg⁄L)
銅含有量 3mg⁄L    

1 この表に掲げる排水基準は、一日当たりの平均的な排出水の量が50m3以上である工場又は事業場に係る排出水について適用する。

2 生物化学的酸素要求量(BOD)についての排水基準は、海域及び湖沼以外の公共用水域に排出される排出水に限って適用し、化学的酸素要求量(COD)についての排水基準は、海域及び湖沼に排出される排出水に限って適用する。

3 窒素含有量についての排水基準は、窒素が湖沼植物プランクトンの著しい増殖をもたらすおそれがある湖沼として環境大臣が定める湖沼、海洋植物プランクトンの著しい増殖をもたらすおそれがある海域として環境大臣が定める海域及びこれらに流入する公共用水域に排出される排出水に限って適用する。

4 燐含有量についての排水基準は、燐が湖沼植物プランクトンの著しい増殖をもたらすおそれがある湖沼として環境大臣が定める湖沼、海洋植物プランクトンの著しい増殖をもたらすおそれがある海域として環境大臣が定める海域及びこれらに流入する公共用水域に排出される排出水に限って適用する。

地下水の水質汚濁に係る環境基準

(平成9年3月13日環境省告示第10号、改正平成11年環境省告示第16号)
項目 基準値 測定方法
カドミウム 0.01mg⁄L以下 日本工業規格JISK0102(以下「規格」という)55に定める方法
全シアン 検出されないこと 規格38.1.2及び38.2に定める方法又は規格38.1及び38.3に定める方法
0.01mg⁄L以下 規格54に定める方法
六価クロム 0.05mg⁄L以下 規格65.2に定める方法
砒素 0.01mg⁄L以下 規格61.2又は61.3に定める方法
総水銀 0.0005mg⁄L以下 本告示付表1に掲げる方法
アルキル水銀 検出されないこと 本告示付表2に掲げる方法
PCB 検出されないこと 本告示付表3に掲げる方法
ジクロロメタン 0.02mg⁄L以下 日本工業規格JISK0125の5.1、5.2又は5.3.2に定める方法
四塩化炭素 0.002mg⁄L以下 日本工業規格JISK0125の5.1、5.2、5.3.1、5.4.1又は5.5に定める方法
1,2-ジクロロエタン 0.004mg⁄L以下 日本工業規格JISK0125の5.1、5.2、5.3.1又は5.3.2に定める方法
1,1-ジクロロエチレン 0.02mg⁄L以下 日本工業規格JISK0125の5.1、5.2又は5.3.2に定める方法
シス-1,2-ジクロロエチレン 0.04mg⁄L以下 日本工業規格JISK0125の5.1、5.2又は5.3.2に定める方法
1,1,1-トリクロロエタン 1mg⁄L以下 日本工業規格JISK0125の5.1、5.2、5.3.1、5.4.1又は5.5に定める方法
1,1,2-トリクロロエタン 0.006mg⁄L以下 日本工業規格JISK0125の5.1、5.2、5.3.1、5.4.1又は5.5に定める方法
トリクロロエチレン 0.03mg⁄L以下 日本工業規格JISK0125の5.1、5.2、5.3.1、5.4.1又は5.5に定める方法
テトラクロロエチレン 0.01mg⁄L以下 日本工業規格JISK0125の5.1、5.2、5.3.1、5.4.1又は5.5に定める方法
1,3-ジクロロプロペン 0.002mg⁄L以下 日本工業規格JISK0125の5.1、5.2又は5.3.1に定める方法
チウラム 0.006mg⁄L以下 本告示付表4に掲げる方法
シマジン 0.003mg⁄L以下 本告示付表5の第1又は第2に掲げる方法
チオベンカルブ 0.02mg⁄L以下 本告示付表5の第1又は第2に掲げる方法
ベンゼン 0.01mg⁄L以下 日本工業規格JISK0125の5.1、5.2又は5.3.2に定める方法
セレン 0.01mg⁄L以下 規格67.2又は67.3に定める方法
硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素 10mg⁄L以下 硝酸性窒素にあたっては規格43.2.1、43.2.3又は43.2.5に定める方法、亜硝酸窒素にあたっては規格43.1に定める方法
ふっ素 0.8mg⁄L以下 規格34.1に定める方法又は本告示付表6に掲げる方法
ほう素 1mg⁄L以下 規格47.1若しくは47.3に定める方法又は本告示付表7に掲げる方法

1 基準値は年間平均値とする。ただし、全シアンに係る基準値については、最高値とする。

2 「検出されないこと」 とは、測定方法の欄に掲げる方法により測定した場合において、その結果が当該方法の定量限界を下回ることをいう。

3 硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素の濃度は、規格43.2.1、43.2.3又は43.2.5により測定された硝酸イオンの濃度に換算係数0.2259 を乗じたものと規格43.1により測定された亜硝酸イオンの濃度に換算係数0.3045を乗じたものの和とする。

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