No.37「極低湿度空間に電池試作設備を集約、さらなる拡充を展開」

No.37
極低湿度空間に電池試作設備を集約、さらなる拡充を展開
電池・キャパシタ試作評価や電池材料の解析評価に当社ドライルームの活用を
Aggregation of Battery Trial Production Equipments and Newly Installation of Measuring Equipments in Ultra-low Humidity Atmosphere

当社は極低湿度環境下での電池試作を実現するためドライルームを設置し、試作設備をドライルーム内に集約しました。さらに、アルゴングローブボックス、カールフィッシャー法水分量計及び粘度計(レオメーター)を追加導入し、塗工液(スラリー)調整のための攪拌から、電極塗工、プレスによる電極密度調整、電池組み、電解液注液・含浸までの一貫試作工程をすべてドライルーム内で行える体制に整えました。

当社ドライルームイメージ図
図1 当社ドライルームイメージ図

極低湿度環境下での電池試作

リチウムイオン二次電池や電気二重層キャパシタに使用される電極や電解液中の水分量は数ppm程度まで低減されていますが、短時間の大気暴露で大幅に増加してしまいます。従って、水分量の低減とその保持が試作セルの品質に大きな影響を及ぼします。当社ではドライルーム内に水分量計を常備することにより、試作電極やセパレータ中の水分量を定期的に測定し、これら部材の乾燥状態の管理を可能としました。また、電解液中の水分量を電池への注液直前に測定することにより、試作電池の品質低下を抑えることが可能となりました。さらに注液室にアルゴングローブボックスを設置し、極低湿度でかつ不活性ガス雰囲気下での作業も可能としております。

写真1 連続塗工機 写真2 電解液注液室
写真1 連続塗工機
写真2 電解液注液室
写真3 アルゴングローブボックス (電解液注液室内に設置) 写真4 水分量計
写真3 アルゴングローブボックス
(電解液注液室内に設置)
写真4 水分量計

極低湿度環境のご活用について

当社ドライルームは、一貫工程による電池試作の他、塗工やプレス等の個別処理にもご活用可能です。また、電池の不具合・劣化原因調査のために必要な電池解体作業の他、極低湿度下で不活性ガス雰囲気が必要な試料調整や分析作業にもご活用が可能です。当社ドライルームには60m2以上のスペースがありますので、外部から測定機器類を持込んでの試験にも対応いたします。是非、ご活用下さい。

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JFEテクノリサーチ株式会社 営業本部