高速度EBSP機能を、極低加速電圧SEMに新設し、EBSP解析のラインアップが充実しました!!
| EBSP機種 | SEM機種 | 電子銃タイプ | 最小分析領域 | 特徴 |
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| TSL製 Hikari High Speed EBSD Detector | Zeiss製 ULTRA55 | ショットキFE | <0.1μmφ | 新設:超高感度 高分解能、高速 |
| TSL製 | 日立製 S4300-SE | ショットキFE | 0.5μmφ | 高感度、高分解能 |
| TSL製 | JEOL製 JSM-840F | コールドFE | 0.5μmφ | 高分解能 |
| その他汎用SEM-EBSP:2台 | ||||
| 分野 | 事例 |
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| 薄膜・表面処理 | 薄膜・めっき(Al, Cu, Ni, Au, 合金層etc.)の(Al, Cu, Ni, Zn, Sn, 合金めっきetc.)の配向性測定・組織観察 |
| 光ディスクの記録層の記録部観察など | |
| バルク材料 | 鉄鋼材料の圧延集合組織、焼き入れ組織や加工組織の結晶粒の方位解析 |
| 鉄鋼材料の残留オーステナイトの分布観察 | |
| 各種金属の圧延・凝固組織の方位解析など |
電子後方散乱パターン(Electron BackScattering Pattern:EBSP)のことで、Electron Backscatter Diffraction:EBSD)とも呼ぶ。SEMに組み合わせ、電子線を操作しながら、擬菊池パターンを解析することで、ミクロな結晶方位や結晶系を測定する。平均情報が得られるX線回折と異なり、結晶粒毎の情報が得られる。また、結晶方位データから、結晶粒の方位分布=集合組織や結晶相分布を解析できる。
擬菊池パターン:試料に電子を照射した時、反射電子が試料中の原子面によって回折されることによるバンド状のパターン。バンドの対称性が結晶系に対応し、バンドの間隔が原子面間隔に対応している。
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| EBSP解析の原理 |
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圧延条件によって、熱間圧延鋼板における表層の結晶粒径と集合組織とが変化していることがわかりました。
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| 熱延鋼板の結晶粒観察 表示モード:EBSP結晶方位マッピング |
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極低加速電圧SEMに組み合わせることでEBSPも高分解能な測定が可能になりました。
サブミクロンサイズのCuめっきの組織の結晶方位マッピングが得られました。
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| Cuめっきの結晶方位測定 表示モード:EBSP結晶方位マッピング |
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従来、マルテンサイト中の残留オーステナイト相(γ- Fe相)は細かい上、マルテンサイト相に歪が多いため、EBSP解析が困難でした。極低加速電圧SEMに組み合わせることで、EBSP測定の空間分解能が高くなったことにより、サブミクロンサイズの残留オーステナイト相の分布が得られました。
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| 鋼中オーステナイト相の分布 表示モード:EBSP相分布像 |
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極低加速電圧SEMに組み合わせたEBSPによる、市販DVD記録層薄膜(10nm程度)でも、サブミクロンレベルの記録部(アモルファス相)と未記録部(結晶相)とを区別できました。
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| 市販DVDの記録層の観察 表示モード:Image Quality像、加速電圧:8kV |
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