事例集
高分子材料の引張ネッキング現象の可視化
DICを用いて引張ネッキング現象を可視化し評価します。
背景
ネッキング(Necking)は、高分子材料が固体状で延伸されるとき、全体が一様にではなく部分的に延伸され、その領域が移動して最終的に完了する現象であり、多くの高分子材料に見られる現象です。
一般的に、この現象は次のように解釈されています。降伏点までは1本1本の分子鎖が緊張状態になっており、これ以上 伸びしろはありませんが、その後は分子間力で引き合っていた分子鎖間が耐えきれず、応力に負けてせん断方向にずれる現象です。
しかしこの現象を可視化、定量化して議論されることは多くありません。
本技術により高分子材料の引張ネッキング現象を可視化でき、より詳細な解析が実現できます。
調査結果例
-
図1に高分子材料の引張試験におけるネッキング現象を図示します。ネッキング領域では分子鎖間の滑りが進行しています。分子鎖をずらす力は分子間力に等しく、ひずみが増加しても一定の応力が保たれます。
図1 高分子材料の引張試験におけるネッキング -

関連リンク・関連記事
このページに関する
お問い合わせはこちらから
- JFEテクノリサーチ株式会社 営業総括部
- 0120-643-777