検査・計測
近赤外3波長ラインセンサカメラ JN3λ-0509 / 0508HR
近赤外3波長ラインセンサカメラの概要
近赤外の3波長を同時に検出できる3板式のラインセンサカメラです。通常の可視光カラーカメラでは検出できない 品質や成分に関する情報を高速に取得することができます。
JFEテクノリサーチでは、長年の分光技術や検査システム開発で養ったノウハウを活かし、本カメラを搭載し、検査ニーズに適した解析ソフトを装備した測定/検査システムもご提供いたします。
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主な用途
高速で搬送される材料のインライン全数検査に効果を発揮します。
- 食品の品質検査(腐敗、グレード、品種、水分量、成熟度など)
- 食品の異物混入検査
- 樹脂の選別(黒色樹脂を除く)
- 原材料の品質検査(成分の違い、水分量など)
など
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特長
- 有機物の品質検査に適した特徴的な3波長を使用して、可視光では分からない現象を可視化
- ラインセンサカメラによる1次元撮像により、高速搬送材料のインライン検査に好適
- 共通の光軸で3波長成分を検出し、位置ずれのない3波長画像取得が可能
- 長方形リニアイメージセンサ採用により、高感度検査が可能
- 防塵を考慮した筐体構造
近赤外3波長ラインセンサの適用例
近赤外3波長ラインセンサの機能
- 同期モード設定(内部/外部)が可能
- 水平ビニング機能を搭載
- スキャンコンバータによる映像スキャン方向の選択が可能
- テストパターン発生機能によりカメラの動作検証、検査装置の接続検証が可能
- 自己診断機能を搭載
- ゲインおよびオフセット設定機能を搭載
- 画素補正(FPN、PRNU、シェーディング)が可能
- 電源電圧、内部温度及びカメラステータスのモニタリング機能を搭載
近赤外3波長ラインセンサ 仕様
種類 | 近赤外3板式ラインセンサカメラ | |
---|---|---|
モデル | 高感度モデル | 高解像度モデル |
型式 | JN3λ-0509 | JN3λ-0508HR |
受光センサ | InGaAs リニアイメージセンサ(波長感度範囲 950~1700 nm) | |
画素数 | 512画素 | |
画素サイズ | 25 μmx500 μm | 25 μmx25 μm |
イメージサイズ | 12.8 mmx0.5 mm | 12.8 mmx0.025 mm |
サンプリングレート | 5MHz | |
ラインレート | 最大 9.15 kHz | 最大8.15 kHz |
検出波長 | λ1)約1,200 nm λ2)約1,400 nm λ3)約1,600 nm |
|
データ出力 | カメラリンク Base (8bit) / Medium (10/12bit) | |
データ出力コネクタ | MDR 26Pin | |
入力電圧 | 11~16 DCV(標準 12~15DCV) | |
レンズマウント | Fマウント | |
外形サイズ | 90mm(W)x90mm(H)x88mm(D) | |
動作温度 | 0~45℃ | |
適合規格 | RoHS |
上記仕様は予告なく変更される場合があります。
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