事例集
JIS規格(JIS Z3040またはJIS Z3422-1)に基づく溶接施工要領書(WPS+PQR)の作成支援
所定の規格に基づき、溶接関係の機械試験及び書類作成をお手伝いいたします。
申請書類作成の目的
新規な溶接施工を実施する際、溶接施工要領書(WPS)と溶接法施工試験成績書(PQRあるいはWPAR)の提出を要求されることが増えております。
国内での一般的な溶接においては、JIS Z 3040またはJIS Z 3422-1等に準拠して作成されます。しかし近年、熟練技術者の低減により、書類の作成は困難となってきております。特にISO規格の翻訳規格であるJIS Z 3420~2は、初心者には理解にくくなっております。
(関連するJIS規格の名称)
JIS Z 3040:1995 溶接施工方法の確認試験方法
JIS Z 3420:2003 金属材料の溶接施工要領及びその承認-一般原則
JIS Z 3421-1:2003 金属材料の溶接施工要領及びその承認-アーク溶接の溶接施工要領書
JIS Z 3422-1:2003 金属材料の溶接施工要領及びその承認-溶接施工法試験 第1部
(参考)
WPS = Welding Procedure Specification = 溶接施工要領書
PQR = Procedure Qualification Record = 溶接施工試験成績書
WPAR = Welding Procedure Approval Record = 溶接施工承認記録
WPS及びPQR作成に関する支援内容
本基準に基づき書類を作成するには、母材の材料区分や溶接法に配慮しながら、詳細な試験条件を選択する必要があります。また材料試験の実施内容によって、要領書で認定できる範囲が決まるため、実際の施工での種々の板厚を考慮して、試験時の板厚を決定する必要があります。当社では、規格の詳細事項に詳しい担当者が適切にアドバイスして、試験方案作成および書類作成をお手伝いいたします。
参考までに図1に記録の書式の一例を示します。
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