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2026年03月26日

JFEグループの80MN大型引張試験装置を活用した受託試験サービスを開始

水素社会・次世代インフラの安全性向上に向け、評価技術をグループ外へ展開

JFEテクノリサーチは、JFEスチール株式会社が保有する「大型破壊・疲労評価センター(JWI-CIF² ※1)」の試験設備を活用し、大型構造部材およびその使用材料の安全性・信頼性確保に向けた受託試験サービスを開始しました。

本サービスでは、JFEスチールが保有する最大荷重80メガニュートン(MN)の大型引張試験装置をはじめとする試験設備や評価技術を活用し、グループ外のお客様を含めた幅広い分野向けに評価サービスを提供します。これにより、水素の貯蔵・輸送に使用される部材の安全性評価をはじめ、社会インフラ分野などで求められるさまざまな技術課題の解決を、試験・評価の面から支援してまいります。

※1「JWI-CIF²」はJFEスチールの登録商標です。

80MN大型引張試験装置写真
図 80MN大型引張試験装置

JWI-CIF²内に設置されている大型引張試験機。インフラ部材など大型構造部材の機械的特性を実使用条件に近い状態で評価できる。

背景

近年、エネルギー分野や社会インフラの高度化に伴い、船舶、パイプライン、貯蔵タンクなどの大型構造部材の安全性や信頼性に対する評価ニーズが高まっています。これらのインフラを支える構造部材はそれぞれの使用環境下で長期間安全に機能する必要があり、できる限り実物に近いサイズで、使用環境条件での機械的特性評価が重要な課題となっています。

JFEスチールが2019年に開設したJWI-CIF²は、疲労、破壊分野に関する大型実験設備を多数備え、鉄鋼分野における世界最大級の施設です。これまでJFEスチールならびにJFEグループ各社において、大型構造部材の開発や評価で数々の成果をあげるとともに、評価技術を蓄積してきました。

こうした背景を踏まえ、JFEテクノリサーチはJFEスチールが保有する大型構造部材評価の設備および技術を活用し、グループ外のお客様にも受託評価サービスとして提供することとしました。

提供する受託評価サービスの特長

  1. 大型引張試験装置を用いた大型構造部材の機械特性評価
    80MN級の大型引張試験機を用い、船舶、ラインパイプ、貯槽などの大型構造部材を対象とした破壊・強度評価に対応します。
  2. 極低温を含む特殊環境下での機械特性評価
    液体水素温度(-253℃)をはじめ、次世代エネルギー関連インフラで想定される各種環境条件を再現し、大型構造部材の評価を実施します。
  3. JFEグループで培われた評価技術による多様なニーズへの対応
    鉄鋼分野で蓄積された評価技術を基盤に、繰り返し荷重試験や溶接部の信頼性評価など、用途や目的に応じた試験を提供します。

今後の展開

JFEテクノリサーチは、本受託評価サービスの提供に加え、保有する設備および評価技術を活用し、国内外の企業、大学、研究機関における研究開発活動を試験・評価の面から支援してまいります。水素社会や次世代インフラの実現に向け、大型構造部材の安全性・信頼性確保に資する評価サービスを通じて、カーボンニュートラル社会の実現に貢献していきます。

詳細は下記当社ホームページをご覧ください。
「液化水素温度における極低温材料試験技術」
https://www.jfe-tec.co.jp/jfetec-news/84/7p.html

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0120-643-777

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