全固体電池の試作・特性評価・解析

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酸化物系全固体電池試作

材料試作から電池の組み上げ、性能評価まで、お客様のご要望にあわせた一気通貫の技術サービスを提供いたします

酸化物系全固体電池試作

酸化物系固体電解質材料の試作、正極活物質-固体電解質界面の形成試作、酸化物系全固体電池の試作および性能評価など、材料試作から電池の組み上げ、性能評価まで、お客様のご要望にあわせた一気通貫の技術サービスを提供いたします。

酸化物系全固体リチウム電池模式図
酸化物系全固体リチウム電池(模式図)
全固体電池の一般的構造
LLZO試作工程一例

上記のような工程を経てLLZO系固体電解質のペレット成形体(直径φ12mm x 厚み0.5〜1mm)を試作します。お客様のご要望でドープ種および量、各工程の製造条件を変えながら試作が可能です。

エアロゾルを用いた正極-固体電解質界面形成の受託試作サービス

エアロゾルデポジッション法(以下、AD法)は、常温衝撃固化現象を利用した成膜技術で、セラミックス微粒子とArガスなどのキャリアガスとを混合したエアロゾルを低真空下において噴射することで、基板上に常温で高速にセラミックス層を成膜する技術です。

お客様からご支給いただく電池材料(正極材、固体電解質)から正極-固体電解質界面を形成試作し、さまざまな条件検討にも対応できます。

成膜イメージ
正極材料(LiCoO2+Li3BO3コンポジット)の微粒子をArガスと混合したエアロゾルを、
LLZO系固体電解質ペレットに低真空下で吹き付け、右図の複合体(正極-固体電解質界面)を形成した事例です。

酸化物系全固体電池の試作設備

お客様のニーズに合わせた電池部材や酸化物系全固体電池の試作や評価を実施できる体制を整えています。

設備 主な仕様 備考
遊星ボールミル 500ml粉砕容器2個搭載  
温間静水圧プレス(WIP) 加熱上限温度200℃
最大化圧力1000MPa
かごサイズφ45×78mm
LLZO焼成用マッフル炉 最高常用温度1200℃ 材料によっては使用制限あり
正極活物質焼成用マッフル炉 最高常用温度1050℃ 材料によっては使用制限あり
ニュートンプレス 二軸プレス  
ペレット成形金型 直径φ15mm、Max20MPa  
Auスパッタ用卓上クイックコーター 最大電流値5mA  
エアロゾルデポジッション装置 到達真空度 70-80Pa キャリアガスAr

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0120-643-777

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