材料試験

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クリープ試験・クリープ破断試験

クリープ試験およびクリープデータ解析

『クリープ特性』の試験および解析をお引き受けします。金属材料は、室温で力が加わっても破断荷重以下であれば変形は止まります。ところが、ある温度以上の高温では力が一定でも変形が止まらず、時間とともに変形がすすみ破断してしまいます。これが材料のクリープ変形、クリープ破断です。

高温で使用される機器の寿命は、非常に多くの場合、クリープ破断によって決まるため、クリープ特性は、火力発電をはじめとする種々の分野で使用される機器の安全基準に組み込まれています。

クリープ試験機
クリープ試験機
(シングルクリープ)

クリープ試験の概要

  • クリープ試験
    時間の経過によるクリープ伸びを計測し、クリープ曲線を求めます。
  • クリープ破断試験
    クリープ破断時間、破断伸び、破断絞りを求めます。応力-破断時間図を求め、クリープ破断特性を評価します。
  • 内圧クリープ試験
    鋼管の内面に圧力をかけた状態でクリープ特性を評価します。

クリープ試験設備

名称 概略仕様
シングルクリープ試験機 試験温度:max.1050℃、荷重:max.3トン、195台
試験温度:max.800℃、荷重:max.5トン、5台
直荷型クリープ試験機 試験温度:max.900℃
荷重:~80kg、2台
レバー式マルチクリープ試験機 試験温度:max.800℃
荷重:max.1.5トン、11台
バネ式マルチクリープ試験機 試験温度:max.750℃
荷重:max.0.8トン、8台
内圧クリープ試験機 試験温度:300~900℃、 試験圧力:最大1,500気圧
管サイズ:~60mmφ、6台
  • 内圧クリープ試験機
    内圧クリープ試験機
  • 引張クリープ
    引張クリープ試験片
  • 内圧クリープ内圧クリープ
    内圧クリープ試験片

クリープ曲線の測定例

  • 供試材:低合金鋼(JIS STBA25:5Cr-0.5Mo鋼)

    試験応力:120MPa

    試験温度:550℃

    試験機:シングルクリープ試験機

作業の流れ

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0120-643-777

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