材料試験

関連メニュー

疲労試験

鉄鋼、非鉄金属、樹脂・複合材料等の疲労試験に対応します

疲労の評価と解析

構造用材料の機械的な破壊は、大半が疲労破壊です。鉄鋼とともに歩み培った疲労試験ノウハウと、50台以上の疲労試験機を駆使して、私たちのスタッフが疲労強度のご評価にお役に立ちます。試験テクニックとして最もハードルの高い治具設計ノウハウが充実しておりますので、まずは一声お掛けください。試験結果の解析や、疲労破面の解析技術にも豊富な経験を活かしてご要望にお応えします。

樹脂複合材料(FRP)や接着体などの金属以外の疲労試験についてもお引き受けいたします。詳しくはこちらをご覧ください。

また、インプラント(医療機器)の疲労試験についてはこちらをご覧ください。

疲労試験の種類

加える負荷の形式、環境要素などにより、次のような疲労試験があります。

  • 引張圧縮疲労試験機

    引張、除荷、圧縮の組合せで、繰返し応力に対する耐久性(疲労強さ)を評価します。

    • 高サイクル疲労試験:疲労寿命が1万回~1000万回の試験です。
    • 低サイクル疲労試験:100回~1万回の比較的少ない回数で破断する疲労試験です。高温で行われる場合、クリープ疲労試験とも呼ばれます。
    • ギガサイクル疲労試験:超音波などで振動させ、10億回程度以上の繰返し数を短時間に与える疲労試験です。当社では、対応しておりません。
  • 疲労き裂進展試験

    繰返し荷重がかかった際のき裂の進展速度を評価します。

  • ねじり疲労試験機

    ねじり荷重(トルク)がかかった際の疲労寿命を評価します。同時に引張圧縮荷重をかけながら試験をすることもできます。

  • 曲げ疲労試験
  • 環境中疲労試験

    各種環境下での疲労特性を評価します。

    • 恒温恒湿疲労試験

      樹脂材料や接着剤のように、特性が湿度に大きく影響を受ける材料の疲労特性を、温度湿度を一定に保ったり、制御した環境下で評価します。

    • 模擬環境中疲労試験

      実際の使用環境、例えば海水中ででの疲労試験が可能です。

    • 腐食疲労試験

      腐食環境中での疲労特性を評価します。

    • 熱疲労試験

      環境の温度変化に伴う材料の熱膨張・収縮により発生する応力に対する疲労特性を評価します。

  • 部品および構造部材疲労試験

    小型部品から大型実構造物の疲労試験が可能です。

当社の保有する疲労試験機

引張圧縮疲労試験機
試験機名 所在地 台数 能力・仕様等 試験機の特徴
試験例
最大荷重 最大ストローク 最大周波数
10N
試験機
京浜 1 ±10N ±2mm 60Hz
  • 極微小荷重の試験が可能
500N
試験機
千葉 1 ±500N ±10mm 30Hz
  • 電磁式
1kN
試験機
京浜 2 ±1kN ±30mm 30Hz
  • リニアモーター式、250Nロードセルも使用可能
3kN
試験機
京浜 3 ±3kN ±30mm 30Hz
  • リニアモーター式、内1台はねじり機構(最大トルク25N・m)付
3kN
試験機
千葉 1 ±3kN ±30mm 30Hz
  • リニアモーター式、恒温恒湿槽(-40℃~250℃、20~95%RH)付
5kN
試験機
京浜 1 ±5kN ±50mm 20Hz
  • 板厚0.2-1mmの極薄材の試験が可能
10kN
試験機
京浜 1 ±10kN ±30mm 30Hz
  • リニアモーター式、ねじり機構(最大トルク100N・m)付
10kN
試験機
千葉 3 ±10kN ±25mm 30Hz
  • 内1台は、-40℃~250℃用恒温槽付き
20kN
試験機
京浜 2 ±20kN ±25mm
±50mm
各1台
20Hz
  • 歪制御低サイクル疲労試験が可能
  • 疲労き裂進展試験が可能
50kN
試験機
京浜 1 ±50kN ±25mm 20Hz
50kN
試験機
千葉 1 ±50kN ±25mm 20Hz
  • 主に疲労予き裂導入に使用
100kN
試験機
京浜 1 ±100kN ±75mm 20Hz
  • ねじり機構(最大トルク1000N・m)付き
  • -60~+250℃用恒温槽付き
100kN
試験機
京浜 1 ±100kN ±75mm 30Hz
  • 高温低サイクル疲労試験対応可
100kN
試験機
千葉 6 ±100kN ±25mm 20Hz
  • 恒温恒湿槽付き
  • ロードセル:全6台50kN、さらに内2台は2kN
100kN
試験機
千葉 1 ±100kN ±75mm 30Hz
  • 恒温槽付き
  • 軸芯調整機構(ASTM E1012対応)付き
100kN
試験機
千葉 2 ±100kN ±25mm 20Hz
  • 内1台は、恒温槽(-180℃~300℃)付きで、き裂進展試験対応可
100kN
試験機
京浜 2 ±100kN ±100mm 20Hz
  • 可搬式、テストベッド+フレームで使用
200kN
試験機
京浜 1 ±200kN ±50mm 20Hz
  • 長尺部材(~750mm)対応可
500kN
試験機
京浜 2 ±500kN ±50mm 15~20Hz
  • 溶接部疲労試験
  • 3点曲げ疲労試験
  • 長尺部材(1100mm)対応可
1000kN
試験機
千葉 2 ±1000kN ±100mm 10Hz
  • 1台はテストベッド付き
  • 1台は低温疲労試験(-180℃まで)対応可
平面曲げ疲労試験機
試験機名 所在地 台数 能力・仕様等 試験機の特徴
試験例
最大トルク 最大角度 最大周波数
平面曲げ疲労試験機 京浜 4 -15~30Nm
-30~60Nm
-12~+24 deg 25Hz
  • 薄鋼板、アルミ合金板
平面曲げ疲労試験機 千葉 3 ±15Nm -12~+24 deg 25Hz
  • 薄鋼板、アルミ合金板
平面曲げ疲労試験機 福山 2 -15~30Nm -12~+24 deg 25Hz
  • 薄鋼板、アルミ合金板
ねじり疲労試験機
試験機名 所在地 台数 能力・仕様等 試験機の特徴
試験例
最大トルク 最大角度 最大周波数
精密ねじり
疲労試験機
京浜 1 ±25Nm ±135 deg 30Hz
  • 小トルク精密ねじり試験およびねじり疲労試験が可能
  • 軸力(引張・圧縮)荷重との併載荷が可能
1 ±100Nm ±135 deg 30Hz
ねじり疲労試験機 京浜 1 ±1kNm ±45 deg 20Hz
  • 軸力(引張・圧縮)荷重との併載荷が可能
  • -60~+250℃用恒温槽付き
ねじり疲労試験機 京浜 1 ±10kNm ±50 deg 15Hz
  • 大容量のねじり疲労試験が可能
回転曲げ疲労試験機
試験機名 所在地 台数 能力・仕様等 試験機の特徴
試験例
試験温度 最大トルク 周波数
回転曲げ疲労試験機 京浜 1 300~850℃ 常温100Nm
高温 10Nm
28~56Hz
  • 小野式試験機
  • 定型試験
部品疲労試験装置
試験機名 所在地 台数 能力・仕様等 試験機の特徴
試験例
最大荷重 最大ストローク 最大周波数
30kN部品疲労試験装置 京浜 1 ±30kN ±100mm 10Hz
  • サスペンション回りの部品の疲労試験
  • 可搬式
  • 負荷方向可変、ストローク大
構造物疲労試験機
試験機名 所在地 台数 能力・仕様等
動的最大荷重 静的最大荷重 最大ストローク 最大周波数 最大試験空間
1MN高速疲労試験機 千葉 1 ±1.0MN ±1.2MN ±100mm 20Hz 5.5mH×3.5mW×20mL
750kN高速疲労試験機 千葉 1 ±750kN ±1MN ±50mm 20Hz 2mH×1.5mW×3mL
500kNアクチュエーター 千葉 1 ±500kN - ±100mm 1Hz -

事例紹介

疲労試験の技術を生かした当社のソリューションサービス

作業の流れ

このページに関する
お問い合わせはこちらから

JFEテクノリサーチ株式会社 営業本部
0120-643-777

0120-643-777

月~金:9:00~17:30(祝祭日を除く)

?
  • TEL
  • MAIL
  • ご依頼の流れ
  • 質問